第13話・みっつVSぺ~揚げ物編~

 はじめに
 ここ最近、異聞録だとか娯楽天国にかまけて放置していた番外編ですが、今回の話の当事者の「ぺ」から、
 ぺ 「早く、書けや!埋めるぞ!」
 と、ハッパをかけられたので書いてみたいと思います。では、お楽しみ下さい~。

 5月も後半のある天気の悪い日。みっつと「ぺ」は、大通り公園の近くにある揚げ物屋に来ていた。この店では、食べ放題があるというので「ぺ」に誘われたみっつは、来たる海ちゃんとの大食い対決の前哨戦のつもりで承諾したが「ぺ」も只者ではない。厳しい戦いが用意に予想された。
 ぺ 「ここが、その揚げ物のお店だよ~。ほえほえ」
 みっつ 「へ~。こんな所にあるんだね。じゃあ、行きますか!」
 ぺ 「ほ~い!いこういこう。」
 以前、ゼミの飲み会でこの店を利用した事のある「ぺ」は手馴れた様子で店内にも詳しかったが、新参者のみっつにとって全てが新鮮に映っていた。
 みっつ 「このフライヤーで揚げるんだね~!」
 ぺ 「そうだよ~。にょほほ」
 この店では食材はセルフサービスで持って来る形式であった。そして、例によって2時間食べ放題なのでペースが重要になるのだが、相変わらず腹を減らしてきているみっつは物珍しさに舞い上がっていた。その為に、
 みっつ 「へ~。揚げ物以外にもかやく御飯とか惣菜もあるんだね!よし、これもあれも持って行こ~うっと!」
 ぺ 「みっつ~、そんなに持って行っていいの~?ほえほえ」
 みっつ 「いいの、いいの!」
 相変わらず、愚かである。だが、これが若さだ。そして、揚げ始めたが串の種類も豊富でソースも多く、かなり揚げるのは楽しかった。なので、
 みっつ 「美味い、美味い~!揚げるの楽しいし、美味しいね!」
 ぺ 「そうでしょ~?にょほほ」
 だが、結構な量を持って来ていたので、惣菜を減らすのも一苦労で、かやく御飯をすぐに食べたみっつは徐々に苦しくなってきていた。しかし、みっつにも意地があるので、黙々と食べたが1時間が過ぎると苦しさが増してきて手が止まってしまった。
 ぺ 「どうしたの~?みっつ?私の方が多く食べてるよ~。にょほほ」
 飲み放題もついているので、カクテルを何杯も飲み干した「ぺ」は天にも昇る気持ちで揚げ串を口に運んでいたが、みっつは串を揚げる油の匂いにやられてしまい、本当に苦しそうであった。
 みっつ 「た、食べるよ・・・。」
 と、少しずつ食べるが既に目は虚ろであった。内心で、
 (早く、ここから離れたいよ~!)
 と、願うみっつを他所に「ぺ」は酔って益々元気であった。そして、遂に時間が来たので2人は会計を済ませて店の外に出たが、グロッキーなみっつと酔いを醒ますべき「ぺ」は、ここから地下街とかをさ迷い歩くのであった・・・。そして、海ちゃんへの挑戦権も「ぺ」に移ったのであった?

 さて、いかがだったでしょうか?今回は「ぺ」のリクエストがあってから、楽天のメンテナンスまで40分ほどしかなく、死ぬ気で書きました~!
 という訳で、次回予告も考えてないので明日にでも加筆します。

※この物語は事実を元に構成されたノンフィクションです。
           [総監督・原作・監修] 海ちゃん
           [脚本・シリーズ構成] みっつ


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